うつ病体験談

カウンセリングとの出会い

こんにちは、fruitsloverです🍋

今、買い物に出ていた夫が「はい、ママ♪」と期間限定 芳醇モンブランの小枝(MORINAGA🍫)を買ってきてくれました🤤✨

彼はあまりお菓子を買う習慣がないため、こういう差し入れは珍しいです😲💖嬉しいな✨

結婚して10年以上経ちますが、こういうちょっとしたサプライズには今もキュンってします😆💓

キュンとする心も感謝する気持ちも、ずっと持ち続けたいものです😌

さて今日は【初めてのカウンセリング】をいうテーマでまとめていきます。

カウンセリングってどんなところ?何をしてくれるの?怪しくない?

そういった疑問を持たれている方の参考になれば嬉しいです☘️

初めてのカウンセリングへ

Sさんの勧めてくださった心理相談室に行ってみたいと思い、値段やホームページをLINEで夫と共有し相談してみました。

受けてみようと思ったきっかけ

まずはSさんの勧めがあったというのが大きなきっかけでした。

丁寧に話を聞いてもらいたい。自分がうつになってしまったことやその経緯など、分かってくれる人が欲しい。

…まだ世間はコロナの感染予防でピリピリしていて、友人との気軽なランチさえもはばかられる時期だったこともあり、ちゃんと人と話をしたいという気持ちは強かったです。

予約から当日までの心境

HPで調べた番号に電話すると、穏やかな声の女性が応対してくださいました。

Sさんの紹介であること、困っていることが多すぎて何から考えたらいいかわからないこと、家族構成など、聞かれることに返答しているつもりがどんどん口をついて聞いてほしいことが出てきました。

予約をして電話を切ったあとも、少しでも自分の現状を正しく伝えたくて、相談室あてにメールもしました。

⋯メンタルクリニック同様、何をどのくらい伝えたらいいのか分からず、自分の気持ちを受け止めてほしい一心で行動した記憶があります。

カウンセリングの流れ

その心理相談室では、精神分析的心理療法を用いていました。

1対1で落ち着いて50分間(初回は90分)対話をします。その対話の中で気がつかなかった自分の特徴に気づいたり、問題の解決策を一緒に検討したりしてもらっています。

カウンセリングルームの雰囲気

私の通う心理相談室は広めの応接室のような雰囲気の部屋で、ソファに腰掛けて話をします。

誰にも邪魔されることなく、落ち着いて話ができる環境でした。

カウンセラーとの最初のやりとり

私の担当は、電話応対をしてくださった方が受け持ってくださいました。K先生です。

初回は、電話で話した内容を深堀りする形で話が進みました。

話し始めてすぐに、私は涙が止まらなくなりました。

私は夫を一方的に悪く言うのが嫌で、カウンセラーにも中立的な意見が欲しいと思っていましたが、話を聞いていたK先生は「本当の自分に蓋をし続けてきたんでしょう。まずは本当の自分を取り戻すことから始めましょう」と優しく促してくれました。

そう言われても“本当の自分の気持ち”に焦点を当てるということが、思った以上にとても難しいことに気が付きました。

話した内容とその時の気持ち

ぐちゃぐちゃでほどけなかった自分の気持ちや苦しみを、思いつくままに話しました。

何をどこまで話せたのかはあまり思い出せませんが、「お互いに言えない気持ちを抱えてきたんですね」と先生に言われて、長い間夫と本音で話せていなかったんだとやっと気づきました。

また「あの時こうしていればよかった⋯ではなく、“今からできること”を考えていきましょう。」「してこなかったことを責めなくていいんですよ」と言ってもらい、『うつなんかになってしまった』とすべてを悔いていた気持ちが少し緩まった気がしました。

実際にカウンセリングを受けてみて⋯

どんなことをするのかという緊張から、カチカチになりながらカウンセリングルームへ入りました。また、自分の内面を見透かされるのではないかという恥ずかしさもあったように思います。

受け止めてもらうことは心が救われること

でも、話していくと、自分はこんなにも一人で気持ちを抱え込んでいたんだ⋯こんなにも人にわかってほしいと思っていたんだと、止まらない涙を拭きながら必死で伝え続けていました。

また、誰かが自分のためだけに時間を使ってくれるということは、こんなにも気持ちが救われるんだ⋯と驚きました。

初回はほとんどが現状を伝える時間で、解決策をもらったりするわけではなかったけれど、受け止めてもらえたということ自体が大きな安心感になったと感じました。

「話すだけで楽になる」って本当?

初めて会う人に自分をさらけ出すのは勇気がいると思っていましたが、初めて会う人だからこそすべてさらけ出してしまおうとも思えました。友人や職場の人には恥ずかしくて言えなかったことも、ここでなら言ってもいいのかもしれないと思えました。

一つひとつの言葉を丁寧に受け止めてもらうと、「自分をわかってくれた」、「苦しみを受け止めてくれた」、「頑張ってきたことを認めてもらえた」⋯と、必死に固くして守ってきた心が少しずつほぐされていくように思えました。

話すだけで楽になる・・・というよりも、話したことを受け止めてもらえるというところがとても満たされる体験となり、自分を締め付けていた色々な思いから少し解放される⋯という感覚でした。

医師の診察との違い

Aメンタルクリニックの先生は指示的な語りの方でした。

比べてK先生は、柔らかい笑みと口調で、寄り添いながら私からあふれる言葉をすくい上げてくれているようでした。

じっくりと腰を据えて話を聞いてもらう時間は、特別なもののように感じられました。

これからカウンセリングを考えている方へ

私が受けているのは『精神分析的心理療法』という技法です。無意識に抑圧してきた心の葛藤や体験を探求し、自己理解を深めることを目指すんだそうです。

私は2年近くの時間をかけて少しずつ自分を理解し直してきています。

時間はかかりますが、自分を理解することは生きやすさに繋がっていると感じます。

心理学のプロに相談するということ

家族のこと、職場のことなど、相談したいけど誰に相談したらいいかわからない。

そうやって自分の気持ちにふたをしている人、いませんか?

守秘義務に守られているからこそ、安心して自分の気持ちを解放できるのは、心理相談室に行く大きなメリットだと思います。

また、心理学の知識に基づいて自分の思考の癖や生い立ちからくる行動パターンなどを分析してもらうと、今後の人生に活かすことができます。

人は、知ることで行動の仕方を変えていくことができるんです。

費用や通う頻度についてのイメージ

私の通っている心理相談室は保険適用ではないので、50分7500円ほどです。

安くはない金額ですが、自分の人生を生きやすく充実したものにしていくための大きなメリットをもたらしてくれていると思います。

保険適用外となるケースも多いようなので、カウンセリングを検討している場合は確認してみることをおすすめします。

また、私は現在週1回のペースで継続的にカウンセリングを受けていますが、単発での予約を受けている相談室もあります。

メンタルクリニックや精神科病院によっては、心理士の先生がいて保険適用でカウンセリングができるところもあるそうです。

無理に頑張らなくていいということ

カウンセリングは、本人が必要だと思わなければ受ける意味がありません

カウンセラーは人生を変えてくれるわけでもなければ、道を決めてくれるわけでもありません。

自分の人生を変えていくのも進んでいくのも、自分自身です。

変わりたい、自分を変えたい、現状に困っているなど、本人自身が強く願ったときが、カウンセリングの“受け時”です。

カウンセラーと二人三脚で自分の生きづらさを知り、改善方法を模索していくことが、カウンセリングを受ける意味だと思います。

次回のテーマ

今日も読んでくださってありがとうございました。

初回のカウンセリングは泣きじゃくりながらだったので、終わった時にはすごい疲労感と頭痛がありました🥲でも、誰かに気持ちを受け止めてもらうことの安心感はとても大きかったです。

継続的にカウンセリングを受ける中で、気付きがたくさんあったので、カウンセリングについてはまた時々記事を書いていこうと思います。

次回は【小さな幸せを見つける習慣】というテーマです。

もしよければ、皆さんの身近に起きた小さな幸せも教えてください♡

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ABOUT ME
fruitslover
はじめまして、fruitsloverです。 マスカット、桃、りんご…フルーツが大好き❤ブログ初心者ですが、新しいことを始めることにワクワクしています♪ 夫婦でうつ病と向き合いながら、日々の工夫や体験をブログにまとめていこうと思っています。同じ悩みをもつ方にとって、少しでも参考になれば幸いです。 あたたかく見守ってください。

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