こんにちは、fruitsloverです🥝
昨日は夕方、家族で小学校のグランドに行き、キャッチボールやバスケの2on2(っぽいやつ)をして遊びました。
まだまだ小さい子どもたち。せっかくだから色んなスポーツを楽しめる子に育ってほしいという夫の気持ちもあり、我々親も、一緒に新しいスポーツに挑戦してみてます⛹️
日が暮れるまでキャッキャと楽しむ時間は、家族にとっての良い時間になっています☺️
さて今日は、【初診後の生活と次の一歩】というテーマです。
初診を終えたあとの率直な気持ちを綴っていきます。同じように初診を控えて不安な人にとって、私の体験が少しでも参考になれば…と思っております😊
クリニックを受診するまでの気持ちや流れは、【初めてのメンタルクリニック前編・後編】をご覧ください🍀
初診後の生活で感じた変化
初診を終えたあと、子どもと3人での生活になりました。子どもの前では元気なママを保っていたので、朝と晩は何とか力を振り絞って踏ん張っていました。
ひとり時間の心苦しさ
服薬を開始しても、特効薬のように心が劇的に穏やかになるわけではないので、最初の頃は一人でわんわん泣いたり眠ったりうつ病について調べ直したりと、心は全く休まりませんでした。
それでも、夫のためにも職場のためにも、早く元気にならなければと、無理やり布団に入って眠ろうとしました。眠れば頭も体も休まるだろうと考えたのです。
体調の変化
めまいや息苦しさ、思考のまとまらなさはしばらく続きましたが、昼寝ができることや夜中に夫を気遣わなくてよくなったこと、睡眠導入剤を処方してもらったことで、ずっと続いていた睡眠不足が少しずつ改善されました。
家に一人でいる時間は、感情がコントロールできなくなって涙が止まらなくても、誰にも迷惑や心配をかけなくて済むので、泣きたい時は声を上げて思い切り泣くようにしました。
夫と私、それぞれの過ごし方
夫に実家で過ごすようにお願いしたことで、私の“夫を支えなきゃ”という気持ちは少し和らぎました。それでも、すべてを手放すことはできませんでした。
離れて暮らすことの決断と気持ち
離れて暮らす提案をした時は、「夫のうつが悪化するきっかけになってしまうかも」と大きな迷いがありましたが、結果的に離れて正解だったと思います。
子どもの世話以外は、自分の症状とだけ向き合えばよかったので、少しずつですが心が軽くなったように感じました。
連絡の取り方
夫への連絡は自分からはとらないようにしていました。自分と向き合うだけでも精一杯だから離れてもらったのに、こまめに連絡を取り合っていたら意味がないと考えたからです。
夫がこの時どんな心境だったかや、症状の悪化などなかったかは、聞かないことにしました。
夫との電話
1週間休職すること、家庭と仕事のダブルの負担が苦しかったこと、しっかり休んで元気をチャージすることを、電話で伝えることにしました。
夫は病前、私の悩みを受け止め包みこんでくれるような人でした。彼がうつになってからは私が夫の苦しみを聞き、受け止め、私なりに懸命に支えてきました。
この日、夫と久しぶりに対等な形で話ができたと感じました。自分のしんどさや悩みを伝えることから逃げず、夫も受け止めてくれたように感じられました。
初めての服薬と向き合う
「うつ病は心の風邪」という言葉があります。“それだけ身近な病気”という意味らしいですが、風邪のように薬を飲めばすぐに治るようなものではありません。
私の、長い服薬生活が始まりました。
最初の処方薬
初めての処方では、抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬・吐き気止めを出されました。
私の場合は「トリンテリックス(抗うつ薬)」などでしたが、人によって内容は違うそうです。
特に飲み始めは吐き気が強くて、吐き気止めが一緒に出て本当に助かりました。
眠れない日が続いていたので睡眠薬も出してもらい、ようやくまとまって休めるようになったのは大きかったです。
飲み続ける大変さと、続けてみて分かったこと
最初は1日計6錠服用するところから始まりました。
風邪薬や頭痛薬など即効性のある薬と違うので、飲み忘れないように管理することが思いの外大変でした。
厚紙にマスキングテープで翌日分の薬を貼り付け、それを食卓の目に付く位置に貼ることで飲み忘れを防ぐよう工夫しました。
職場への報告と対応
職場への連絡は電話で行いました。緊張と申し訳なさで、がちがちになりながら電話しました。
誰にどんなふうに伝えたか
上司と電話をして、1週間の休養をもらう旨を報告しました。「家庭環境が負担なのだと思っていたが、自身の異動や新しい環境による心的な負担も大きいと主治医に言われて気づいた。」と、自分では淡々と伝えようと意識していましたが、やはり申し訳なさや丸投げして休職することへの後ろめたさがあり、絞り出すように伝えたのを覚えています。
反応への不安と心の整理
上司はその心苦しさを汲んで「今後はLINEでの報告にしましょう」と提案してくれました。
自分の仕事を誰がどのようにフォローしてくれたのかはとても気になりましたが、それを教えてもらっても気持ちが落ち込むだけだと思ったので、あえて聞くことはしませんでした。
無理しないために心がけたこと
仕事のスケジュール帳を職場に置いてきていたのは、偶然ながらもラッキーだったと思います。
報告は済ませたのだからと、出来るだけ仕事のことは考えないようにしました。
それでも思い出して心がぐちゃぐちゃになった時は、一人でひとしきり泣いて感情を抑え込まないようにしました。
初診後に知りたかったこと
“休み方がわからない”・・・そう感じるのはきっと私だけじゃないと思います。
私も、今まで“頑張ることが正義”とがむしゃらに生きてきたので、“休み方”が全然分かりませんでした。
次の受診までの過ごし方
どう過ごしたら“休まる”のかが分からないことや、働いていない罪悪感もあり、最初はどうしても心が焦ってしまっていました。
毎日全力で過ごしてきたので、急に“休め”と言われても立ち止まれないんです。
家の周りの草むしりやキッチンの掃除など、普段手の届かないところの掃除をしました。そうすることで、自分の存在意義を“見えない誰か”にどうにかして認めてもらおうとしていたように思います。
今ならあの頃の自分に、「焦らなくて大丈夫。休むことも心の治療なんだよ」と、優しく声をかけてあげたいです。
布団の中でゴロゴロするのも、ゲームしたりTVを見るのも、ただ空を見上げて過ごすのも、何をしていてもいいんです。まずは自分を許すことから始めてみてください。
不安な気持ちの対処法
一人で家にいると、不安な気持ちはどんどん大きくなり、潰されそうになります。
そんな時はメモに書きつけることで、「次回の診察で聞けばいい」と、考える自分にセーブをかけていました。
また、信頼できる友人に電話して気持ちを吐き出させてもらいました。夫が家にいる時は、子どもが寝たあとでも夫に聞かれたくなくて気軽に電話できなかったので、距離を取ってもらったからこそできた対処法でした。
私の場合は、どんな形であっても気持ちをアウトプットすることが、心の整理とリラックスに繋がっていたと感じました。
次回のテーマ
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
今日の記事はいかがでしたか?
当時のメモを見返しながら記事を書いていたんですが、必死にポジティブな言葉を書き並べてあって、よほど苦しさに耐えられなかったんだなぁと当時の自分を癒やしてあげたい気持ちになりました😢
うつ病の治療は、すぐに答えや結果が出るものではありません。戸惑いや不安も大きかったです。それでも小さな変化はちゃんと積み重なっていきます。
今まさに苦しんでいる方にとって、今日の記事が「次の一歩」に繋がれば嬉しいです😌🍀
次回は【2回目の診察】についてまとめます😊
ぜひまた読みに来てくださいね😊
