こんにちは、fruitsloverです🍑
昨日スーパーで買った桃が(2個で980円✨)とろっとろの完熟で、じゅわぁっと甘くてとっても美味しかったです😋
この季節、桃や梨、シャインマスカットやいちじくなど、美味しいフルーツが食べれるので幸せです♡農家の皆さんありがとう!!
皆さんの好きなフルーツは何ですか?😊
さて、前回は私に起こった変化とその影響について書いてきました。頑張り続けた結果、心身の限界が少しずつ近づいていました。
今回は、初めての受診【前編】としまして、受診するきっかけや初診に至るまでをまとめていきたいと思います。
受診をすることになったきっかけ
体調に変化を感じ始めて3週間ほどは、有給を使って休みをとりながら、何とか勤務を続けていました。「休めばまた働ける」「まだ大丈夫」と、自分に言い聞かせながら…。
睡眠不足と続くめまい
夜間の中途覚醒や寝付けなさが続き、日中目が回るような感覚を感じたり目の前が真っ暗になったりといった症状を頻繁に感じるようになりました。
でも、「原因ははっきりしてる。寝不足だもん。今夜ちゃんと寝ればきっと治まるよね。」と軽く捉え、特に対策をすることはありませんでした。
体調の変化を無視し続けた理由
疲労やストレスが溜まってきている自覚はありましたが、「疲れて当然の状況にあるんだから、それでめまいが引き起こされてるだけ。夫が快方に向かえばそのうち私も治るわ」と、事態の大変さを認められませんでした。
自分のための時間を捻出できなかった
子どもの風邪のために内科を受診した際に、ついでにそっと先生に相談してみましたが、「ちゃんと心療内科で診てもらったほうが良いよ」と助言され、処方薬を出してもらうことはありませんでした。
___せっかく助言をもらったのに、「日中は仕事だし、夕方からは子どもたちのお世話もあるし、心療内科なんて行く時間作れないもんな…」と、ここでも私は受診の機会を持とうとしなかったんです。
心が折れた瞬間
そうして無理やりごまかしながら過ごしていたら、ある日職場で激しいめまいと吐き気で椅子から立てなくなりました。終業時間まで横になって休ませてもらいましたが、症状は治まリませんでした。
翌日も、職場で涙が止まらなくなり、過呼吸も起きてしまい、とても業務ができる状態にありませんでした。
受診を避けられないほどの状態に…
そんな状態でしたので、先輩のSさんが、私の代わりに心療内科やクリニックを調べて電話をかけてくれて、受診する手筈を整えてくれました。
___文章にすると簡単なことのようですが、通えそうな病院を探し、ホームページで調べて雰囲気を感じとり、予約の電話をすることは、この時の私には出来ませんでした。冷静な判断力も気力もなく、自分に起きていることを受け止めるので精一杯でした。
当時を振り返って、今思うこと
結局私は、いくつもの心身からの警告をことごとく無視して、自分の限界がとっくに来ていたことにさえ気づけませんでした。
Sさんにすべて代行してもらわなければならない所まで、自分を蔑ろにしてしまっていたんですよね。
___でも、当時の私の考え方では、遅かれ早かれ同じ結末にたどり着いてしまっていただろうなと思います。
気づけなかった、“4つ目の要因”
看病、育児、家事、仕事…そのどれにも手を抜けず、自分の本当の気持ちにふたをして、すべてを抱え込んでも笑顔の仮面をつけて耐えようとする。
そんなスタイルを正しいと信じて、サイズダウンすべきことにも柔軟な判断をすることが出来なかった。
環境だけが原因ではなく、私の生き方・考え方も大きな要因だったのです。
初診に至るまでの気持ち
Sさんは評判の良い心療内科やクリニックに電話をかけてくれました。でも、どこも3ヶ月待ち半年待ちと、すぐに受診できるところはなかなか見つかりませんでした。
結局、1週間後に予約できたという理由で、Aクリニックにかかることになりました。Sさんも受診に連れ添ってくれると言ってくれました。
夫への報告
夜、子どもたちの就寝後、夫に報告をしました。
自分の体に出ていた症状、苦しかったこと、職場で起きたこと…すべてを伝えたあと、一度夫と距離をとりたいと伝えました。
涙が止まりませんでしたが、夫は真剣に聞いてくれていました。
夫にはしばらく実家に行ってもらうようお願いしました。
___この頃の夫は、うつの症状は比較的良さそうではありましたが、家を出ていってほしいと伝えることはとても怖かったです。
でも子どもたちの送迎や保育園のことなど、私しか把握していないことも多々あったので、夫に引き継ぎをして私が家を出ていくという選択肢は難しいと思いました。
また、夫の両親に助けを求めたいという思いや、ホテルで変な気を起こして最悪の事態になってしまうのも怖くて、実家に行ってもらうのが私が一番安心できると、そう思いました。
夫は難しい顔をしていましたが、夫もSさんを知っていて信頼していたこともあり、承知してくれました。
___どう思われただろう、うつの症状に影響しないかな、嫌われるかな…と、緊張と不安で胸が苦しかったのを覚えています。
義母への報告
夫は両親にうつ病のことが伝わることをひどく嫌がっていたのですが、一人でこれ以上抱え続けることは出来ないと思い、独断で義母に電話しました。
義母はさっぱりした性格の方で、泣きながら経緯を伝える私の話を、落ち着いて聞いてくれました。
「ふたりとも疲れちゃったのね。ちゃんと休みましょう」と、優しく言葉をかけてくれました。
___私の実母はとても不安が強いので、夫のうつも自分の体調不良も、相談するという選択肢は考えられませんでした。なので、義母の言葉はとても頼もしく、やっと身内に話せて本当にホッとしました。
次回のテーマ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
最近は、あまり発症当時のことを振り返ることはなかったのですが、思い返していて改めて、毎日をまわすことに必死すぎて自分の視野がひどく狭くなっていたことに気が付きました。
夫がうつ病で苦しんでいても、自分もうつ病になってしまうとは夢にも思わず、根性論で乗り越えていくしかないと、それだけを思っていました。
自分の状態を、もう少し客観的に捉えて適切に休むことができていればなぁ…と思います。
それに、内科の先生に勧められた時にちゃんと受診を考えられていればよかったのに、とも思います。
あなたも、もし今苦しい状態にいるのなら、「まだ大丈夫」とか「もう少しならやれるはず」と無理に言い聞かせる前に、一度クリニックや心療内科の受診を検討してみてください。
ただの疲労だったならそれでいい。
でも、先延ばししたその先には、もっと苦しい状況が待っているかもしれません。
どうか、ご自分の心と体を大切にしてください。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は、初めての受診【後編】です。
またお会いできますように😌🍀
