こんにちは、fruitsloverです🍒
今日はふと見上げた空が、雲のないスッキリした青色一色で、こんなに暑いけど空の色は秋に向かっていっているんだなぁと感じました。
最近は日々の流れがとても早く感じます。いつの間にか、夫の発症からもう3年以上、自分の発症からも2年以上経っています。でも、以前より格段に、”漠然と焦る””頑張らなきゃと思ってしまう”ということが減った自分を感じられています。
最近はこのブログを書くに当たって過去の自分を振り返る時間を作っているので、適度に頭を使うリハビリ中です。やっと緩やかな生き方を受け入れてこれたところなので、”うつ病になったあとの自分””肩の力を抜いて生きている自分”を大切に育てていきたいと思っています。
さて、ここまで、私が無理やり抱え込んできた3つの要素についてお話してきました。
※まだ読んでない方は、①夫のうつと家事育児の負担 ②親との関係性から受けた影響 ③職場環境の悪化 をご覧ください😊
今回は、私の「最初の小さな異変」を振り返ってみようと思います。
当時私は、夫の経過を把握するためにスケジュール帳に夫の体調や様子をメモしていました。ある時からそれは、自分自身の体調や変化のメモに変わっていきました。今日はそのメモをたどりながら、自分の発症をまとめてみますね。
発病のサインに気づいたとき
夫の発病から1年以上経った頃でした…発病以前の体調不良から含めると2年近く経っていました…。この頃から徐々に、私の心と体が悲鳴をあげ始めていました。
最初に自覚した症状は、眠気の強さでした。
毎夜、別室で籠もっている夫の睡眠状態を何とか確かめたくて、夜に何度も起きてしまったり、聞き耳を立てて夫の生存を確認しないと安心して眠れなかったりと、睡眠不足が常態化していました。以前から人より睡眠を多くとりたい体質だと思っていたので、この眠れなさとともに日常生活を送るのは身体的にも精神的にも厳しいものがありました。
「ただの疲れかな?」と思って受け流そうとした
でもまぁ、疲れて当然の生活をしているとは認識していたので、ドリンク剤を飲んだりマッサージを受けに行ったりして、生活の改善よりも”日常生活を継続するための補強”ばかりしていました。これが、私が間違った道を歩き始めたスタートだと思います。
家族との衝突が増えていく
疲れが溜まった状態でも対外的な自分を乱すことは許せなかったので、職場や保育園のお迎えなどでは努めて笑顔を保っていました。反面、イライラや疲労は確実に溢れ出していて、夫とケンカになったり子どもたちに強く当たったりすることが増えていきました。
しかし、自分は家族のため職場のために限界まで精一杯の努力をしていると思っていたので、家族と衝突しても自分を省みることが難しくなっていました。
___今思えば、衝突する時はいつも、「家族のために頑張っているはずなのに、家族に認められていない」という気がして腹を立てていたのだと思います。「誰が私を認めてくれるのか!誰が私を癒やしてくれるのか!」と、必死で吠えていたのだと思います。
私自身が自分の頑張りと疲労感をちゃんと認めて、自分を労ることが何よりも必要だったのだと、この時期は気づいていませんでした。
症状の変化と、日常生活への影響
心身状態の変化とともに、日常生活でも上手くいかなさが目立つようになっていきました。それでも私は頑なに『日常を続けること』を頑張り続けてしまっていたのです。
自分の体調の悪さを認めてしまったら日常が崩れてしまうから、認めるわけにはいかなかったのかな、と思います。
体調悪化を認められない自分
3週間ほどこの状態を続けていったら、めまいや吐き気を感じるようになっていきました。息苦しさや頭痛、動悸もありましたが、日常を守るために頭痛薬を飲んで乗り切っていました。
食欲が落ちて「食べたい」と思わなくなったので、「栄養を摂らなきゃ」という気持ちで食べていました。味もあまり感じなくなりました。好きだったお菓子も「自分を癒やさなきゃ」とよく口に運んでいましたが、心が満たされるような幸福感は感じられなくなっていました。
夜は、疲れているのによく眠れず、途中で目が覚めると再び寝付くのにとても時間がかかるようになっていきました。朝になると「子どもたちを送り出さなきゃ」と切迫した感じで目が覚めるので、朝イチの気分は最悪でした。
___こうして文章にしてみると、こんなにも心と体はSOSを出していたんですね…。明らかなサインが不調として現れていたんですが、当時の私はそのサインを打ち消すことが自分に必要な解決策だと思っていました。
仕事や社会生活に出た影響
当然、こんな体調・精神状態で出勤して、何も影響が出ないわけがありませんでした。
最初に自覚したのはケアレスミスの増加でした。注意散漫になっていたんだと思います。
そのうちに、考えのまとまらなさや同時進行で作業することが出来なくなり、効率よく動くことが出来ないと感じるようになりました。また、情報が一気に入ってくると激しいめまいで目の前が真っ暗になることが何度もありました。
大切にしてきた保育園の連絡帳への記入も、『今日も元気です。よろしくお願いします』と書くのがやっとになっていき、お迎えの時の先生とのちょっとした会話も、楽しむ余裕がなくなっていきました。
次回のテーマ
こうして心と体が少しずつ出していたSOSを、見ないふりしてやり過ごし、受け入れることが出来ずにいました。
次回は、そこからさらに深まっていった【葛藤】についてお話したいと思います。
今日も読んでくださって、ありがとうございました🍀
