こんにちは、fruitsloverです。
だいぶ冬らしい気候になりましたね。
私は寒いのが苦手で、冬の朝は特に布団から出るのが苦痛だったんですが、ここ半年ほど通っているヨガの成果なのか、今年は以前ほど冷えを感じずに過ごせています✨
代謝がUPしてるってことなのかな♪
薬の影響で太っちゃった体重はなかなか戻りませんが、こういうちょっとした変化は嬉しいし、モチベーションも上がりますね😚
さて、今回は密接な親子関係を振り返って、今思うことを中心に整理していこうと思います。

記事を書いていてとても苦しかった理由
今回の【親との関係編】は、実はなかなか書き進められませんでした。
適切な距離感を保つための練習段階だというのもありますが、やはり自分の幼少期、つまり自分の心の根幹を作ってきた基礎を見つめ直すということには、エネルギーがとても必要でした。
心のSOSから目を逸らしてきた当時
というのも、私の親は毒親的な要素がありつつも、両親なりに愛情を注いでくれていたと思うからです。
自分の求める愛情の形とは少し違ったけれど、愛がなかったわけでも虐待されていたわけでもなかったから。
両親に腹立たしさを感じる一方で、両親を嫌いになれない、両親に愛されたいという自分が確かにいるのも分かるから。
だから、このテーマと向き合うには勇気がいりましたし時間もかかりました。
改めて感じなおした自分の傷つき
でも、こうして記事にまとめる中で、改めて自分の心が傷ついてきたということに気が付きました。
母の大きすぎる不安を解消することを担ってきたけど、本当はもっと自分自身を大切にしたかったし、私自身の気持ちをもっと尊重してほしかった。
一つ一つは小さな傷だったから、「自分が傷つかなかったことにすれば丸く収まる」と、自分から目を逸らしてきたんだと思います。

あのときの自分に伝えたいこと
もしもタイムマシンがあって、まだうつ病になる前の私に会いに行けるのなら、自分の心に正直になる勇気を持つ大切さを伝えたいです。
母のため、父のため、夫のため、職場のみんなのため。
そうやって誰かのためと思って封印してきた“自分の本当の気持ち”が、実は自分の人生を生きる大切な羅針盤になるんだと、教えてあげたいです。
夫の指摘があった時点で見つめ直せていれば
タラレバを言っていても仕方ないですが、もし夫が「あなたの両親は毒親なのかも」と言ってくれた時点でしっかりその言葉を受け止められていたら、自分の人生を大切にする第一歩になっていたかもしれません。
(まぁ、今思っても「毒親育ち」という言葉のインパクトはとても大きいので、受け入れがたかった自分の気持ちも理解できます。)
結果的に、うつ病になってカウンセリングに通う中で、氷をとかすようにゆっくりと、事実を見つめることが出来るようになっていきました。
母の課題を自分の課題のように捉えてしまった
常に将来への漠然とした不安を抱える母の心を救ってあげなきゃと、思いすぎているということにも、早く気がついていたら人生はもっと気楽で楽しく軽いものになっていたかもしれません。
「母を安心させることが私の人生の使命だ」と心のどこかで自分に言い聞かせていたと思います。
「私は母の味方だと伝えなければ!」必死だった”良い娘”
母が安心できれば、結果としてそれが父の助けにもなる。
そうやって“良い娘”を演じてきましたが、少し距離を保てるようになった今思うのは、「私が支えなくても父も母もそれなりになんとかやっている」ということです。
認知症の祖母についてはケアマネに相談しているようですし、他のたくさんの心配事も私が聞いてあげなくても何とかなっているようです。
親であっても自分とは別の人間
両親と、物理的にも心理的にも適度に距離を取れるようになった今、「母と私は別の人間」という当たり前のことがやっと分かるようになった気がしています。
父や母の抱える問題や課題は、私が解決する必要はないし、安心させてあげようとしなくてもいい。
今もまだ時々、思考の癖が顔を出し「両親に孫を会わせてあげなきゃ」「両親の期待に応えなきゃ」という気持ちが浮かぶこともあります。
でも、その気持ち自体が悪いものなんじゃなくて、そういう気持ちをすべて消す必要もなくて、そういう自分を認識したうえで“自分がどうしたいか”をちゃんと考えることが大切なんだと思います。
すべてを分かり合うことはできない時もある
別の人間同士なのだから、当然、親子であっても分かりあえないこともあります。
“親だから分かってよ!”と思うこともありますが、期待しすぎないことも大切なんだなと、今は思っています。

自分の人生を大切にするとは
私は本当の意味で自分の人生を大切にしようと思えるようになったのは、うつ病になって、カウンセリングを受けてからです。
とても苦しかったししんどかったですが、自分の人生を見つめ直す良い機会になったと思っています。
自分の心や体が壊れても親が代わりに治してくれるわけではない
親の人生を、彼らに代わって豊かにすることはできません。
逆も然りです。
自分の人生は自分だけのものです。大切にしなければ。
少しずつでも幸せや喜びを感じて生きていく
日々の生活の中で、自分中心で考えることができない時もあります。
子どもが風邪をひいたり、夫が抑うつ的になったり。
そんな時でも、自分を労る時間を持ったり、自分の正直な気持ちを心に問いかけたり。
ちょっとしたことでも、自分中心に考える練習をしてみています。
そうしたら、今まで気づかなかった小さな幸せや喜びに気がつけるようになってきました。

今、親子関係で悩んでいるあなたへ
もしも今、私の記事を読んで「私も苦しい」と感じているのであれば、まず自分の本当の気持ちを見つめ直す練習から始めてみてください。
体裁とか、世間体とか、そういうのを一度全部横に置いといて、本当にしたいことをしてみましょう。
「適度に距離をとる」も選択肢のひとつ
親子は切っても切れないものがあります。
だから、一朝一夕に解決することは難しいかもしれません。
でも、渦中にいる自分を一歩外側から見てみると、意外と楽になるかもしれませんよ。
大きな変化でなくても、新しい気づきや小さな発見を
私もまさにそうでしたが、日々のちいさな『こうしなきゃ』の積み重ねが自分を縛り付けているかもしれません。
小さなことからでもいいので、“世界の中心は自分”と思えることをしてみてください。
ここまで読んでくださったあなたが、新しい視点と出会えますように🍀
今日も読んでくださってありがとうございました♡
