こんにちは、fruitsloverです。
【親との関係編】の途中なんですが、ちょっと現状についての心の整理をしたくて、今日は『今の私』の心境に焦点を絞って整理していこうと思います。
私自身が今不調の波の中にいるので、重い文章になってしまうかもしれませんが、読んでいただけたら嬉しいです。

夫の調子が3ヶ月ほど落ち込んでいる
実は、夫がこの3ヶ月ほど終わりの見えない低迷期にいます。
うつ病は、簡単には卒業させてくれませんでした。
また鬱々とした日々が続いている夫
夏明け、体調不良での療養をもう少し継続したいと申し出たときのことでした。
職場の信頼していた上司の方から、「これだけ職場に迷惑をかけておいて、まだ休養を継続するなんてとんでもない!」と大変厳しい言葉をかけられ、結果退職することになってしまいました。
うつ病のことを伝えたうえで就職した職場でしたし、夫もやっと仕事を始められる状態になったって、心機一転頑張っていた・・・。
でも、再就職したばかりの夫には多すぎる量の仕事を任され、うつ病が再燃してしまった。
信頼できると感じていた上司に相談し、休養をとっていたんですが、その上司から思いがけない叱責をされ、一気に心を押しつぶされてしまったようでした。
2年間続けていたカウンセリングまで拒否するように
夫はそのこともカウンセラーに話し、自身が受けた苦痛を共感してもらっていたはずなんです。
でも、その過程で、何か言葉のかけ違いが生まれてしまったようです。
ずっと信頼していたカウンセラーに味方してもらえなかったと感じてしまった夫は、それからみるみる活気を失って抑うつ的になっていきました。
カウンセリングの日が近づくと気持ちが塞ぎ込んでしまうようで、週一で通っていたのに「もう行きたくない」と拒否するようになってしまいました。
どうサポートすればいいのか分からない
彼にとってカウンセラーは、心を開いて話せる尊敬できる存在になっていました。
また、そんな夫の様子を見ていて、私自身も彼を支えてくれる第三者ができたことが大きな安心に繋がっていました。
そんなにも頼りにしていたカウンセリングという支えが、なくなってしまったんです。
夫にとっても、私にとっても、ダメージの大きな出来事となっています。
夫をカウンセリングに戻したい気持ちもあるし、そっとしておくべきなのかもとも思う。
苦しそうな表情の彼に、「大丈夫?」と聞くことすら躊躇してしまう現状です。
正解が分からないまま、いら立ちと不安がじわじわと積み重なってきています。

夫の様子を見ていて鬱々イライラしてしまう私
本当は、大きく包み込むように受け止めてあげたい。
「大丈夫だよ」と、彼の傷ついた気持ちを支えてあげたい。
そんな風に気持ちは焦るのですが、今は、私自身にも余裕がないのです。
「また…?」と思ってしまう自分がいる
一時期は、すっかり良くなったと思ったのに、また落ち込んでいる夫。
うつ病は波のある病気だと分かってはいますが、正直に言うと、支えたい気持ちと、疲れてしまっている気持ちが混在しています。
そんな自分にも、罪悪感を感じて苦しくなっていきます。
イライラしてしまう自分を責める日々
夫の不調。私が何とかしてあげなくちゃ。
そう思うと同時に、どうしてもイライラしてしまう自分がいます。
こんな自分はダメだと、自分を否定することが増えてしまい、私もまた、以前のように塞ぎ込むような気持ちになっていっています。

私自身も調子を崩してしまった
子どもたちが学校に行っている時間は、家に夫とふたりきり。
家という一緒の空間で過ごすこと自体が自分にとってストレスになっている。
今の私には、夫を支えるエネルギーが残っていないようです。
それでも「私が助けなきゃ」という思いは湧いてしまうんです。
病前より10kg太って膝が痛くなってきた私
実は、うつ病の薬の副作用で、この1年で体重が大きく増えました。
そのせいか、膝に負担がかかり、痛みが出るようになってきたんです。
動くのが億劫になり、楽しめていたヨガも苦痛を感じる日も出てきました。
薬を減らしてもらったら気分が落ちてきた
体重増加だけでなく、膝の痛みもあるのはちょっと気になり、主治医に相談して薬を減らしてもらったんです。
でも、このタイミングで薬を調整するのは失敗でした。
気分が落ち込み、夫の言動にもすごくイライラするようになってしまったんです。
体の調子を取るか、心の調子を取るか。
きっと、私だけでなく、精神薬を服用する人の中には同じような悩みを感じたことのある人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
「回復していたはずなのに」という焦り
私自身、8ヶ月ほど穏やかに生活が送れていました。
順調に回復してきたと思っていた矢先、薬をひとつ減らしただけで大きく調子が崩れてしまいました。
自分はまだ薬に頼らないといけないんだ、という現実を突きつけられたようでした。

今、私たち夫婦が感じていること
心の不調は本当に苦しいです。
でも、心の不調を抱える人と生活を共にする家族もまた、少なからずその影響を受けます。
回復は一直線じゃない
うつ病は、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
それが「当たり前」だと頭では分かっていますし、仕方のないことだとも理解できます。
でも、心がついていかないんです。
お互いに余裕がないときの辛さ
夫も調子が悪い。
私も調子が悪い。
支え合いたいのに、支え合えないという事実を肌で感じたとき、無性に孤独感を感じてしまいます。
それでも、諦めずに進むしかない
今はとてもしんどいけれど、また上を向ける日が来ると信じたい。
完璧じゃなくても、一日一日を積み重ねて過ごしていく。
そうやって少しずつ、前に進んでいくことが大切なんでしょうね。

今、同じように苦しんでいる方へ
夫婦でうつ病を患っていると、どうしても相方の体調に影響を受けてしまいます。
きっと“支える側”を経験した人は、私だけじゃなくみんな、大なり小なり同じような体験を、してきているんじゃないかなと思います。
無理に頑張らなくていい
今、私は出来るだけ日中出かけるようにしています。
家で夫婦で顔をつき合わせていても、お互いに良い時間が過ごせていない気がしたからです。
でも、とても調子が悪いときは、ひとり寝室に籠もって横になっています。
イライラしても、「自分を責めなくていい」と、自分に語りかけています。
何かを変えられなくても、今日一日を生き抜くことを大切にしようと思っています。
回復の道は人それぞれ
私も夫も波がありますが、一直線に良くなる人もいるし、波がある人もいるんだと思います。
同じ“うつ病”でも、回復のペースは人それぞれ。
自分のペースで進めばいいし、自分を信じて過ごすしかないんだと思います。
私も、小さく小さくですが、前に進んでいます
今はまだ、苦しい最中にいますが、でもやっと、こうして記事を書いて整理できるようになってきました。
それも、回復の一歩だと思いたい。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
正直、今はいろんなことがしんどいです。
でも、こうして文章にすることで、少し心が軽くなった気がします。
また調子が良くなったら、続きを書いていきますね。
