こんにちは、fruitsloverです🍇
今日は久しぶりに恩人Sさんとお茶しに行きました♪
しばらくお会いできてなかったんですが、色々なお話を聞かせてくださいました。
2時間半があっという間すぎて、名残惜しいくらいでした。
Sさんには、ドン底の時期に手を差し伸べてもらい、カウンセリングを含めた新しい視点をたくさん示してもらいました。
私達夫婦にとって救世主のような存在です。
パワーをくれる人と過ごすと、幸せで、明日につながる時間になりますね☺️
さて、前回までは私がうつになった4つの要因の一つ目を【家庭環境編】として、深堀り整理してきました。
今回からは【職場編】として、職場環境が自分に与えた影響や、自分の立ち回り方や働き方を見直し、整理していきたいと思います。
異動後の環境変化が心を蝕んだ
皆さんの職場は、異動がありますか?
異動というのは環境が変わるだけでなく、仕事内容・同僚や上司などの人間関係・働き方など、色々なことが一度に大きく変わりますよね。
私の場合は、夫がうつ病になったのと同じような時期に異動の辞令がありました。
仕事量3倍増の現実と「弱音を吐けない」プレッシャー
異動となると、仕事内容も任される責任の質も変わります。
そのため、どっちが良いとか楽だとか、単純には比べられないと思います。
___でも、あえて比較するとすれば・・・
把握・処理すべきタスクの量で比べると、仕事量は異動前の3倍以上とボリュームの大きなものでした。
異動は当然のこと…そう自分に言い聞かせていた日々
就職した段階で異動があり得ると聞いていました。
そのため、サラリーマンである以上、異動は仕方ないことだと思って受け止めていました。
7割が新しい業務、覚えることの多さに追われる毎日
しかし、頭では割り切ったつもりでも、新しい業務やシステムを覚えるのはとっても大変でした。
もちろん、覚えればいいというだけではなく、ひとりの職員として責任も発生します。
一度聞いたことを何度も聞くのは気が引けたので、必死にメモを取り頑張っていました。
___早く全体を把握して、自立して働かなければ⋯と、当時の私は全力で取り組んでいました。
「頑張らなきゃ」が口癖になっていた当時の私
異動前は働くママが多い現場でしたが、異動先では中堅ポジションになった私。
若い子たちの前で“できない姿”を見せられなかった私は、とにかくミスなく早く仕事をしようと、自分を鼓舞し続けていました。
子育てママへの理解が得られにくい環境への戸惑い
先に書いたように、独身の若い子の多い部署に所属したことで、私の中の“育児中の働き方”のスタイルが揺らぎ始めました。
異動前と異動後の職場の雰囲気の違い
移動前の職場は、年長者や子育てママも多かったこともあり、“お互い様”の精神がしっかり根付いていました。
助けてもらうことも多かったですが、自分が助ける側にまわれる日もありました。
___フォローしてもらう場面でも、“自分も助けにまわる日もある”という事実が、私の心をラクにしてくれていました。
年下・独身の同僚が多い職場で感じた申し訳なさ
異動後はちょっとでも早く一人前の仕事をしなきゃと努力していました。
でも、子育て中のアクシデントや看病などは待ったナシでやってきます。
そうした時はどうしても、若い子たちに頼ることになります。
もちろん、若い子たちも快く引き受けてくれていましたよ!
___それでも、私は、“GIVE&TAKEが成り立っていない”ように感じて、後ろめたさを感じてしまうのでした。
「免罪符は出しづらい」心理的な壁を作ってしまった
今振り返れば、自分ひとりで抱えすぎていたんだと思います。
・“できない先輩”と思われたくない。
・子育てママだけど一人前に働かなければ。
・フォローしてもらってばかり、になりたくない。
___本当は、「今は仕方ないんだから、気にしないでください」という後輩たちの言葉を、もっと素直に受け取っても良かったのかもしれません。
今だから分かる「発想の転換」ができなかった理由
当時は、“毎日をミスなくやり切る”ことで精一杯でした。
自分がどうしたらもっと肩の力を抜いて働けるか、を考える余裕はありませんでした。
若い子たちも有休を取りやすい環境を作るという視点
負担が偏っていると感じるなら、みんなが有給休暇を気兼ねなく取れる環境を整える、ということもできたかもしれません。
せっかく中堅というポジションに居るのだから、上司に掛け合ってみたら、何か変わっていたかもしれません。
仕事ぶりでお返しをするという考え方
また、社会人としては何年か先輩なわけですから、仕事の内容で還元するという手もあると思います。
これは、自分の仕事が身についてからしか発揮できませんが、いつかお返しする前提でちょっと前借りしてると思えば、少しは気持ちがラクになれたのかもしれません。
・・・当時の自己肯定感の低い自分にとっては、ちょっとハードルが高い手段ですが・・・😅
当時の私に足りなかったもの
こうして振り返ると、当時の私は“信じる”ということが出来なかったように思います。
後輩の優しい言葉を、信じて甘えられなかった。
自分の仕事ぶりを、信じて「何かで還元できるはず」と割り切れなかった。
___そうやって、自分の中に“申し訳なさ”だけを溜め込んで、息が詰まっていったのでした。
自己肯定感が低いことや、物事の捉え方などは、一朝一夕で変えられるものではないです。
でも、もしもう少し“信じて”いたら、何か違っていたかもしれません。
次回のテーマ
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
記事を書きながら、当時の後輩や同僚たちの顔が浮かんでいました。
もしいつかまた一緒に働けるなら、もう少し違う私を見てもらえるといいな😌
次回のテーマは「職場の人間関係に巻き込まれる苦しさ【職場編2】」です。
次回も少し重たいテーマですが、ぜひまた読みに来てくださいね🍀
